【銭湯:No.3】御谷湯(墨田区石原)

今回は墨田区石原の御谷湯さんをご紹介したいと思います。

こちらの銭湯は天然黒湯温泉につかることができる珍しい銭湯です。

そもそも「黒湯」とはなんなのでしょうか。

色の黒さに特色をもつ鉱泉または温泉である。黒さとともにフミン酸や塩分を含んでいたり、粘度が比較的高い特色をもつ場合が多い。

出典:Wikipedia

このフミン酸海藻や落ち葉などの植物性物質の上に火山灰などが重なり地層化され、長い年月をかけて分解された末に生成されるようで、水を黒くしている要因のようです。(石炭や石油が生成される過程と共通する部分がある)

また黒湯の効能には以下も期待できます。

黒湯は、衝撃的な見かけとは異なり、「美肌の湯」とも言われています。
黒湯の黒褐色系の色を生み出している主成分のフミン酸は、地上に湧出しても劣化することがないので、お湯の中に含まれている豊富なミネラル分により最大限の効果で美肌へ導いてくれるのを大いに期待できるようです。

そして、これに加えて、フミン酸の生成過程で発生する、血行促進効果がある重曹(炭酸水素ナトリウム)や肌の保湿をし新陳代謝を促すメタケイ酸も多く含んでいます。また、泉源によっては、細胞を活性化するヨウ素も含まれているので、肌トラブルの改善や美肌への相乗効果も生み出すそうです。

入浴後、スベスベのお肌になったのを実感する人が非常に多く、保湿や保温効果にも優れていると言われている黒湯は、女性も満足すること間違いなし!

出典:東京、日帰りで楽しめる黒湯3選!美肌の温泉「黒湯」とは?近場で小旅行!

入口から中へ入ると左手に券売機があります。1階 が受付で 4階・5階が浴場になっており、男湯・女湯が週替わり(週火曜日)となっているようです。

1階部分からエレベーターで5階の浴場(男湯)へ向かいます。

おすすめサウナマップ

   
       

料金

  • 大人[12才以上] 480円(税込)
  • 中人[6才以上12才未満(小学生)] 180円(税込)
  • 小人[6才未満(未就学児)] 80円(税込)
  • タオルセット( フェイスタオル+バスタオル )100円(税込)

設備

ドライヤー 20円/3分

シャンプー・ボディーソープ 完備

お風呂の種類

出典:東京銭湯マップ
  • 中温温泉浴槽(40℃前後)
  • 高温温泉浴槽(43℃前後)
  • 低温温泉浴槽(25℃前後)
  • 炭酸泉(40℃前後)
  • 半露天温泉浴槽(40℃前後)
  • 薬湯浴槽(38℃前後)
  • 普通浴槽(40℃前後)
    • 打たせ湯
    • 座風呂
    • ボディーマッサージ風呂
    • ボディージェット風呂

 ※温度は正確ではないので参考程度の認識でお願いします

天然黒湯温泉!ほかの銭湯では味わえない温まり方を体感

5階につき脱衣所へ向かうと歴史を感じつつも綺麗なロッカーが並んでいました。広さも十分スペースがあります。ロッカーの鍵の方式が、鍵を回した分閉めたり開けたりを繰り返すタイプで永遠に回ってしまうので、少し回してロッカーが開かなくなったところで鍵を取り外せばOKです。このタイプに初めて遭遇したので驚きました。

飲み物等を置くためのラックは入口付近に設置してあります。

洗い場は入口から左手の通路の洗い場がシャワー固定タイプ、右手の通路の洗い場がシャワーにホースがついており自由に動かせるタイプでした。3席置きくらいの間隔でボディーソープ・シャンプーが完備されています。

シャワーはボタン式ではなく蛇口を回して出すタイプでした。(私は気が付かずにしばらく押していました…)

身体を清めたところで早速お湯に浸かりたいと思います。

低・中・高温浴槽半露天風呂天然黒湯のお風呂となっています。

出典:東京銭湯マップ

中温浴槽は入りやす温度でじっくりと身体を温めることができます。スペースは大体5,6名が入浴できる広さです。

高温浴槽やや熱めという印象ですが、天然黒湯温泉の効果で他の銭湯では味わったことのないぽかぽかと身体が温まっていく感覚がありました。スペースは少し小さめで2名ほどが同時に入浴できる広さです。

低温浴槽23℃とやや高めですが、ゆっくりと身体を冷やすことができ、いつまでも入浴していられるほど丁度よい温度です。余計な事をせず、ありのままのお湯質を大切にしている印象がありました。こちらもスペースは小さめで2名ほどが同時に入浴できる広さでした。

出典:東京銭湯マップ

半露天風呂は中温浴槽と同じくらいの温度帯で、外からの風を感じながらのんびりとお湯につかることができます。

また窓の隙間からスカイツリーを見ることもできるので、景色を楽しみながら入浴すること楽しみもありました。

広さは3名ほどが同時に入浴可能です。

普通浴槽には定番のマッサージ風呂・座風呂のほかに打たせ湯があり、水圧でコリをほぐしている方もいらっしゃいました。

薬湯の浴槽は洞窟のような空間になっており、温度もやや低めで薬湯の香りを楽しみながらリラックスして入浴することができます薬湯は日替わりのようで私が入浴した日はラベンダー湯でした。

半露天風呂の隣に二人掛けのベンチがあり、休憩スペースとなっています。

ベンチに座ってすぐ右手に和テイストの小さな庭があり、和風な空間を演出しています。

私の御谷湯ルーティーン

私が実施した 御谷湯 でのルーティーンを紹介させてください。

①期待を胸にお風呂の扉を開ける
②シャワーの出し方に少し苦戦しつつも身体を清める
③普通浴槽に5分間つかり身体を温める
④半露天風呂に5分つかりスカイツリーと風を感じる
⑤高温浴槽に2分間つかり身体の温度を上げていく
(ここでいつもよりぽかぽかした温まり方に気が付き、天然黒湯を実感 😲)
⑥低温浴槽に2分間つかり水と一体化
⑦水分補給(『キリン アミノサプリC』555ml)&半露天風呂横の休憩スペースでChill
⑧薬湯の香りを楽しみながらリラックス

③~⑦を2周ほどし、身体の核が温まるのを感じ、最後に薬湯で身体と心をリラックスさせました。

天然温泉での交互浴は普段の銭湯での交互浴とはまた違った温まり方・締まり方をして新たな発見がありました。

広大でキンキンに冷えた休憩スペース

温まった状態で1階へ戻ると右手に近々に冷えた広さのある休憩スペースがあります。

休憩スペースには「みこく湯」とかかれたレトロな時計も

そこで汗の止まらない身体を休憩がてらもう少し冷やしました。

自販機やアイスの販売もあり、ゆったりできる空間でした。

ちょうどテレビでは高校野球の特集をやっており、夏の終わりを感じ少し寂しいです😢

(四季の中で夏激推しの夏生まれ夏男のため🌞)

いかがでしたでしょうか?

銭湯価格で天然黒湯温泉につかることができる御谷湯さん。

普段とはひと味違った銭湯体験ができること間違いなしです!

また電動キックボードのLUUPを使って銭湯に行ってみた記事もありますので是非読んでみてください!

【巣鴨湯】LUUPで実際に銭湯・サウナに行ってみた!使い方やメリット・デメリットを紹介!

銭湯情報

  • 住所:墨田区石原3-30-8

 

  • TEL:03-3623-1695
  • 営業時間:15:30-26:00
  • 定休日:月曜(祝日は翌日休)
  • 交通
    • 総武線「錦糸町」駅下車、徒歩16分
    • 総武線「錦糸町」駅よりバス「石原3丁目」下車、徒歩2分
  • ホームページ:http://mikokuyu.com/

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