最近スマホよりも綺麗な写真が撮りたいという方が増えており、「高級コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)」が流行しています。
そんなコンデジの中でも人気が高いのが「RICOH GR3x」。
コンデジというコンパクトさを兼ね備えているにもかかわらず、高画質でエモい写真が撮れるところが人気の1つで、ユーザーからの需要が高いため、今では生産が追いつかず、公式サイトや各家電量販店でも在庫切れ・製造待ちの状態が続いています。
めちゃくちゃ欲しいけど手に入らないものは仕方がない!
似たカメラで安いカメラはないものか!!
今回は「RICOH GR3x」が欲しいけど手に入らない方におすすめしたい、「RICOH GR3x」よりも安く手に入るけど、性能は負けず劣らないカメラとレンズをご紹介いたします!
私自身が購入・利用してみておすすめしたい点、作例などをご紹介しているのでぜひ最後まで読んでいただけると幸いです!!
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RICOH GR3xの価格やスペックの詳細は?
まずは「RICOH GR3x」の価格やスペックを調べてみました。
RICOH GR3xの価格は?
「RICOH GR3x」の価格は以下になります。
126,974円(税込)
さすが高級コンデジ!高い!!
RICOH GR3xのセンサーは?
カメラにはイメージセンサーという外部からの光を取り込む「カメラの眼」とも言えるセンサーがあります。
センサーのサイズはいくつか種類があるのですが、サイズが大きくなればなるほど画質がよくなります。
「RICOH GR3x」で搭載されているセンサーは以下になります。
APS-Cセンサー
APS-Cセンサーが搭載されているコンデジが少ない
というのもGR3xの人気が高い理由の1つです
RICOH GR3xの焦点距離は?
焦点距離とはレンズの中心点からイメージセンサーまでの距離のことを指し、レンズによってことなります。
重要なのは焦点距離によって撮れる写真の範囲(写真の画角)が変わってくることです。
「RICOH GR3x」の焦点距離は以下になります。
40mm(人間の有効視野に近い画角)
人が目で見ている景色に一番近い画角になるので、街中の風景や人物を撮るといったスナップショットに適した画角となっています。
RICOH GR3xに似たおすすめのカメラは?
「RICOH GR3x」のスペックを確認した上でおすすめしたいカメラは以下になります。
SONY ZV-E10
SONYから2021年に発売されたミラーレス一眼カメラ「ZV-E10」です。
ミラーレス一眼カメラなので、焦点距離が固定のコンデジと異なり、レンズを付け替えて様々な画角で写真を撮影することができます。
GR3xが手に入らないから代わりを探していたのですが、
調べれば調べるほどこのカメラに魅了されました!
以下でおすすめしたいポイントをお伝えします!
SONY ZV-E10をおすすめしたい4つの理由
コストパフォーマンス◎
第一にお伝えしたいのが、コストパフォーマンスの高さです。
先ほどご紹介した「RICOH GR3x」は、コンパクトデジタルカメラで軽量ではあるものの、レンズを変更することができないカメラで価格は「126,974円」。
コンデジでこの価格は正直高い・・・
しかし、「SONY ZV-E10」の本体価格は以下になります。
78,470円(税込)
別途レンズを購入する必要はありますが、ミラーレス一眼カメラでこの価格は破格です。
「RICOH GR3x」と比べると約5万円ほど安く手に入る計算になるので、別途レンズやSDカードなどを購入しても「RICOH GR3x」を購入した場合に比べて確実にお釣りがくるでしょう。
スマホよりも良い画質で写真が撮りたいけど、高くて手がでない・・・というカメラ初心者の方にも最適なカメラではないでしょうか?
APS-Cセンサー搭載
「SONY ZV-E10」に搭載されているイメージセンサーですが、「RICOH GR3x」と同じく「APS-Cセンサー」が搭載されています。
そのため、撮影した写真や動画の画質は「RICOH GR3x」と同じクオリティーの綺麗な画質で撮影が可能です。
のちほど「SONY ZV-E10」で撮影した作例もご紹介いたします!
ミラーレス一眼なのにコンパクトで軽い
「SONY ZV-E10」は本体がコンパクトで質量は約343gと、ミラーレス一眼の中でもとても軽いのが魅力です。
どんなに良いカメラでも、重くて外に持ち出す機会が減って、結局撮らなくなってしまうというのが一番もったいないので、持ち出しやすいカメラであるということも嬉しいポイントです。
Vlogcamなので動画にも強い
「APS-Cセンサー」搭載で高画質な写真撮影が可能なカメラですが、もともとはVlog用カメラとしてデザインされたカメラになるので、動画撮影機能も高く、音声の録音機能も優れているため、旅行などにも最適なカメラです。
1台で写真も動画も高いクオリティーの撮影ができるのは最大のメリットではないでしょうか?
「RICOH GR3x」は動画撮影機能が弱いという点があるため、
写真も動画も楽しみたいという方は「SONY ZV-E10」が最適です!
SONY ZV-E10と組み合わせたいレンズは?
ここまで「SONY ZV-E10」のカメラ本体としてのおすすめポイントをお伝えしてきましたが、次は「RICOH GR3x」の画角で似た雰囲気のスナップショットが撮影できるレンズをご紹介します!
TTArtisan AF 27mm f/2.8 APS-C 単焦点レンズ
こちらのレンズは「TTArtisan」の焦点距離27mmのレンズになります。
ミラーレス一眼カメラには各メーカーと同じ会社が制作している純正のレンズも販売されていますが、値段が高く、初期投資としてのハードルが高い傾向にあります。
しかし、今回ご紹介しているレンズはサードパーティー製のレンズになるため、純正レンズに比べて価格が安く、手が届きやすいのが特徴です。
またこちらのレンズの特徴とし、オートフォーカスの機能がつき、オールドレンズのようなエモい写真が撮影できるという点が挙げられます。
撮影対象のピントを自分で毎回合わせる必要がなく、日常や旅先の一瞬をスナップするのに適したレンズです。
「TTArtisan AF 27mm f/2.8 APS-C 単焦点レンズ」の価格は以下になります。
26,820円(税込)
安っぽい作りがなく、カメラのオートフォーカスも早いため、
サードパーティー製ではありますが、
カメラ有識者からの評価が高いレンズです!
ここで1つ、以下の疑問をもつ方がいらっしゃるかもしれません。
このレンズの焦点距離って27mmだから「RICOH GR3x」の焦点距離40mmと違うんじゃない?
鋭いご質問ですが、ご安心ください。
レンズの焦点距離はあくまでイメージセンサーが、「APS-Cセンサー」より1段階大きなセンサーである「フルサイズセンサー」で表記されています。
そうなると「APS-Cセンサー」は小さい分を掛け算することで焦点距離を割り出す必要があります。
「APS-Cセンサー」で焦点距離を割り出す計算は以下になります。
レンズに表記されている焦点距離 × 1.6
つまり、今回の場合は、
27mm × 1.6 = 43.2mm
が焦点距離となり「RICOH GR3x」と同じくらいの画角で写真撮影が可能になります。
カメラとレンズを合わせた価格やスペックを比較!
これまでお伝えした「RICOH GR3x」と「SONY ZV-E10」の価格やスペックを表形式でお伝えいたします。
項目 | RICOH GR3x | SONY ZV-E10 |
---|---|---|
価格 | 126,974円(税込) | 本体:78,470円(税込) レンズ:26,820円(税込) 合計:105290円(税込) |
搭載センサー | APS-Cセンサー | APS-Cセンサー |
焦点距離 | 40mm | 43.2mm |
質量 | 約262g | 本体:約343g レンズ:約90g 合計:約433g |
動画撮影クオリティー | スマホよりやや画質が劣る | APS-Cセンサーを利用した 動画撮影が可能なため◎ |
質量の面では、やはりコンパクトデジタルカメラということで「RICOH GR3x」に軍配が上がりますが、それ以外の価格や動画撮影のクオリティーという面では「SONY ZV-E10」が勝るということがお伝えできるかと思います。
また「RICOH GR3x」は単焦点レンズが搭載されているため、写真の画角の変更やズームといったものが使えないのに対して、「SONY ZV-E10」はレンズの変更が可能なため、自分が撮りたいシチュエーションに合わせて単焦点レンズやズームが可能なレンズに取り替えながら利用することができ、自分の趣味趣向に合わせて長く使用ができるカメラになっています。
実際にSONY ZV-E10とレンズで撮影した作例をご紹介!
ここからは、私が「SONY ZV-E10」と「TTArtisan AF 27mm f/2.8」を組み合わせて撮影した作例をご紹介いたします!
最後に
今回は、「RICOH GR3x」が欲しいけど手に入らない方におすすめしたい、「RICOH GR3x」よりも安く手に入るけど、性能は負けず劣らないカメラとレンズを作例を交えてご紹介しました!
旅行やレジャーのイベントが控えているけど「RICOH GR3x」が手に入らなくてお悩みの方は、ぜひ検討してみてください!!